コンフェデ杯の初戦は、サッカー王国・ブラジルが相手。試合は0-3と完敗だった。  (撮影:フォート・キシモト)

写真拡大 (全3枚)

9日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、先のコンフェデレーションズカップで世界の強豪国を相手に3連敗を喫した結果を受け、そして、来年行われるW杯出場に向け、サッカー日本代表のセンターバックを務める吉田麻也がゲスト出演。日本代表が抱える課題について語った。

フリップに「守備の改善」「セットプレー」「得点パターンを増やす」と、3つの課題を書いた吉田。“守備”については、「個人的にもそうですし、チームとしてもコンフェデレーションズカップでいい結果を出せなかったですし、失点も非常に多かったですし、僕自身、パフォーマンスにはまったく満足できていないので、これから世界の強豪と戦う上で、失点を減らすというのは最も大事なこと」と切り出した。

また、イタリア戦では失点に繋がるミスなどもあった吉田は、サッカー解説者・北澤豪氏から「“センターバックは誰がいいのか?”っていう話題にもなりましたが」と訊かれると、「ファンの皆さんは、南アフリカW杯の印象が強いと思いますので、闘莉王さんや中澤(佑二)さんの名前が出るのは、もちろん自覚していますし、現段階で自分がそこの壁を超えられていないという気持ちもあるので、あと一年でしっかり結果出せるように頑張りたい」とコメント。

その他にも、“セットプレー”では、「いいキッカーがいるのに対して、得点数が少ないのは課題」と語り、“得点パターン”の部分については、「コンフェデ杯で感じたのは、色んな得点パターンを持っていないと強豪国に対して、戦う術がなくなったときに、選択肢が少なすぎると感じた。ブラジルにしても、イタリアにしても、一箇所押さえられても、二箇所、三箇所で色んなところから攻めれるというのを感じたので、日本もそういうふうにならないと」と説明した。