担当M(以下M):日本サッカー協会とJリーグから今年の日程の概略が発表されています。これを見て、今年のJリーグではどこが日程のポイントになりそうですか?

ラモス(以下R):最初に僕が考えるのは、中断期間はどこになるかということです。これだと6月一杯は代表選手が自分のチームでプレーできないですね。

M:6月は4日にホームのオーストラリア戦、11日にアウェイのイラク戦というワールドカップ最終予選が入っています。その後、15日から30日まではコンフェデレーションズカップがブラジルで開催されます。

R:ということは、ここに長い中断期間が入るでしょう。監督を代えるとしたらここでしょうね。

M:まずはそういう厳しい場面から想像するんですね。ただ、2012年はリーグ序盤というとてもはやい時期に監督交代がどんどん行われました。

R:去年は早すぎました。今年は6月に監督交代しても立て直しは十分に間に合うのだから、そこまでは辛抱してもいいと思いますね。

M:他にポイントになりそうな時期はありますか? J1で優勝を狙うためには?

R:ヤマザキナビスコカップとワールドカップ最終予選のヨルダン戦に関連して、試合日程がどうなるかを考えますね。ヤマザキナビスコカップの第2節が3月23日に開催されるということは、3月16日で一度リーグ戦が中断するということです。そして3月26日のヨルダン戦に備えるはずです。ということは、3月2日が開幕だから、3節消化して中断し、3月30日から再開でしょうね。再開するとすぐにリーグ戦の間にヤマザキナビスコカップの2試合が入ってくるから、4月13日までがタイトなスケジュールになります。ここが勝負。ここまでを乗り切れば、上位定着が見えてくると思いますよ。

M:アジアチャンピオンズリーグ(ACL)も2月26日から5月1日の間にグループリーグが開催されます。ということは、他のチームよりも先行して公式戦をスタートさせるACL参加チームのほうが序盤はいいかもしれませんが、疲労もたまるでしょうね。

R:いずれにせよ、2013年のJ1リーグを制しようと思ったら先行しなければならないでしょうね。代表選手以外は6月で一息つけるのだから、まずそこまで突っ走ったほうがいい。先に頑張れば有利です。きっと各チームの監督もそういう戦略を立てて臨んでくるでしょう。序盤戦から白熱の試合が続くと思いますよ。楽しみです。