身体組成計


水着を着たり露出が増えたり、夏といえばダイエット…な人も多いはず。だけど夏は熱中症になりやすかったり、あまりご飯が食べられなかったりで体には想像以上の負担が…。これから秋、冬がやってくるから安易なダイエットで大切な身体を壊すようなことはしないでね! ということでダイエットのための理論をまとめておくよ!!
【脂質を摂っても皮下脂肪にはならない】
憎たらしい脂肪にも実は重要な役割が…それは「脂肪の分解」「ホルモンの生成」「免疫力の維持」などなど…。最近の研究では脂肪細胞が放出する「アディポネクチン」が動脈硬化を予防するなんていう研究成果も。その脂肪を作り出すのは何を隠そう「炭水化物」なのです!炭水化物は消化されるとグルコースに変身してインスリンに乗ってエネルギー源となるというのは中学高校の理科のお話。インスリンて何?と聞こえてきそうなので一言で説明すると「3足のわらじを履いた働き者」かなぁ。インスリンは「グルコースを各細胞へお届けする」配達屋さんであり「各細胞に受け入れを拒否されたグルコースを蓄えるために脂肪へと変える
加工屋さんであり、「脂肪がグルコースに戻らないように監視する」お巡りさんさんという任務を背負っているんだよ!

「ふぅん、インスリンが脂肪蓄えたり脂肪の分解を阻止するなら、インスリンの値を下げとけばダイエットになるってこと?」と安直な考えに走るなかれ…。お巡りさんが常に一定数パトロールしているのが分かれば脂肪だってグルコースに戻るスキを伺うのです!つまり、高かろうが低かろうがインスリンの値が一定であることは全く問題にならない(ダイエットにおいてはね)。お巡りさんがパトロールをしたりしなかったりということつまり「急激にインスリンが増える」ということがまずい。不意打ちで捕まるのがまずい。しかも不意打ちの回数が多いとまずい。
だから食事やおやつの時には急激にインスリンが増えないように「低GI食品」を先に食べることである程度のダイエット効果が出てくるよ!

【脂肪が多くて筋肉が少ない日本人女性】
日本人女性は「軽い体重」に憧れがちだけどしっかりとした「骨密度」「筋肉」「内蔵」があれば「{身長(cm)―100}×0.8(kg)」はあるはずなの。そして標準的な(28%くらいの)「脂肪」があれば「{身長(cm)―100}×0.9(kg)」はあるんだ。自分が「ダイエット」をすべきなのか「筋トレ」をすべきなのかしっかり体組成系でチェックしてみてね!モデルや女優の体重・サイズなんて基本的に嘘っぱち。ガリガリのハリウッドスターなんていないよ! 「食べない系ダイエット」は絶対にやめてね。

ゴスロリ社長はるにゃんのオススメアイテム
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ゴスロリ社長はるにゃん
捨てられたネコさんの力になりたくて「東京キャットガーディアン」に足しげく通うゴスロリ社長。国立大工学部卒の美容家(基本的にすっぴん)。本職はISO14001/9001コンサルタント。

ちょっぴり賢くて愛される女性の女史力向上と毎日のハッピーのために「美容をちょっぴり科学」したコラムをお届けします。ココ・シャネルが女性をコルセットから解放したように、はるにゃんは女性を化粧から解放します!大学時代の研究は「宇宙飛行士の筋力低下を防ぐ装置の開発」がメインで実は筋肉マニア。そして家電マニア。某ヨドバシ○メラによく出没する。


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