各国を旅行中のフランス人のブログ「Un ete sans fin」では、日本滞在中に知った日本での食に関する情報を紹介している。(イメージ画像:Photo by Thinkstock/Getty Images.)※画像の無断ダウンロードと転用を禁じます。

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 各国を旅行中のフランス人のブログ「Un ete sans fin」では、日本滞在中に知った日本での食に関する情報を紹介している。

 日本でレストランに入ってまず気づいたことは、音があることだと語る。フランスや欧米では食事のマナーとして避けるべき麺やスープをすする音が聞こえてきたという。まるで誰が一番大きな音ですすっているかの大会のようだった、とユーモアを交えて説明している。もし日本でラーメンを食べる機会があったら、遠慮なく音を立ててすすって食べてみることを勧めている。

 そして、フランスでもよく知られているとおり、日本では箸が使われているとし、シャンパンを専用のグラスで飲むのと、プラスチックのカップで飲むのとでは味が異なっているのと同様に、日本食は箸で食べてこそより味わいがあるとつづっている。

 また、日本ではレストランを利用しなくても、気軽に飲食がしやすいと述べている。東京メトロではプラットホームに麺やそばを出す、立食形式の店があり、地下鉄を待っている間に気軽に食べられ、安く、その上おいしかったと好印象を伝えている。

 さらに、スーパーマーケットで販売されている弁当やそうざいは、公園などでピクニック形式で食事をしたい時に最適だと紹介。また、品目が多く視覚的にも美しいと語る。レストランの盛り付けも美しいが、スーパーマーケットで販売されているお弁当もレストランの食事がそのまま詰められたような完成度の高い美しさがあると説明している。

 筆者は日本を旅行して、食が充実度していることに驚いたという。料理の味が良いことに加えて、飲食店や弁当など種類が豊富であることも、日本食の好感度アップにつながっていることが記事からうかがえる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)(イメージ画像:Photo by Thinkstock/Getty Images.)