gengo


外国人らしいウィットに富んだ多くの動画が繰り返しFacebook上などでシェアされている。日本人とは少し違う笑いのツボが受けているのだが、今回もまたひとつ見つかった。

「Gengo(ゲンゴ)」という人力翻訳のサービスが動画を公開した。ただのサービス紹介と求人募集かと思いきや、そうではない。社員はもちろんのこと、CTOのマシュー・ロメインやゲンゴへ投資を行っている投資家のデイブ・マクルーアが片言の日本語で登場している。

今回のこのビデオは求人も兼ねているということだが、ゲンゴに集まる社員も面白いようだ。ビデオによると世界中からメンバーが集まる多国籍チームのようだが、なぜか会社は日本のそれも千駄ヶ谷にある。小さなオフィスで身体の大きな外国人が頭を突き合わせながらわいわい会議している様子も、どこか違和感があるが楽しい(会議室が足りないので、バスルームで会議する様子も動画では紹介されていた)。とはいっても、ただのおもしろ会社ではなくデイブ・マクルーアをはじめベンチャーキャピタルとして著名なAtomicoなどからも投資を受ける有望な企業なのだ。

動画の最後に登場するのはCEOのロバート・ラングだ。約3分間の動画の中で彼のみ英語で話しているのだがその内容は「日本語を学ぶのはあきらめたが、ゲンゴのおかげで日本で生きていけるよ。どうもありがとう!」というもの。どこかニヤリとしてしまうが、彼らの日本への好き度合いが伝わってくる。日本人としてはなんとも嬉しくなる動画だ。大きなインパクトがある衝撃動画ではないが、ぜひチェックしてほのぼのとした気分になってみてはどうだろう。