新月を狙う! この夏は天文写真の撮影に挑戦!【カメラ生活】
こんにちは、ビデオエディターを目指している小島暢華です。さて今回は天体写真に挑戦してみました。
天文写真は建物等からの光に影響されるので、市の中心部などからは離れた場所で撮影する必要があります。そこで、ブリスベンから車で約1時間半離れたFassifern ValleyにあるMoogerah湖へ行ってきました。Fassifern Valleyの道のりは農場に囲まれ、のんびりした感じです。が、しかしやっぱりオーストラリアということで夕方のドライブではコアラやカンガルー道に飛び出してくる可能性があるので十分注意が必要です。私も、今回初めて車の前に飛び出してきたワラビーに遭遇。ゆっくり運転していたので止まれてよかったです。
暗くなるとほとんど照明がないので本当に真っ暗です。そこが天文写真を撮影する上で一番大事な点なのです。星を撮影する場合には月による光もだいぶ影響するので新月ころの撮影をお勧めします。
今回の撮影では、真っ暗になった後にセットした写真でピントがなかなか合わせられず星が少々ボケてしまいました。でもミルキーウェーは見える写真が取れたので良かったです。
皆さんも休暇の際などに試してみてはどうでしょう。
小島 暢華 (Nobuka Kojima)
現在オーストラリアに在住。ブリスベンのグリフィス大学でBachelor of Digital Media Productionを勉強し、卒業後はアシスタントエディターとしてABCとナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリーThe Lost Years – A Sea Turtle OdysseyやTop Gear Australia Series 3の製作に携わる。またウェディングビデオの編集の仕事も行なっている。
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