【中国ブログ】日本で気づいたことはティッシュがタダ、歯医者さんが優しい…
来日して約10年になる中国人ブロガー「恵恵Phoebe」さんは、日本に来て気づいた中国との違いについてブログを書いている。
東京在住のブロガーは、日本で気づいたことについて次のように記述した。
かばんの口を閉じない。特に女性のかばんはよく口が開いていて、誰も厳重に閉じようとしたりしない。夏にはかばんの中身が一目で分かる半透明のバッグもあった。よその国でそんなバッグを使ったら、ものの5分で中のものを盗まれてしまうだろう。日本は治安が良すぎて、日本人は泥棒に対する警戒心が薄い。
エレベーターでは左に並び、急いでいる人は右を歩く。ちなみに大阪は逆になる。非常に合理的で効率が良い。ほかの国も見習った方がいい。
英語が通じない。世界的な経済大国でありながら、日本人の英語レベルはあまり高くない。日本式の発音で、日本人同士でしか通じない。道を聞く場合は、漢字で書いて見せた方が早い。
ティッシュをタダで配っている。初めてもらったときはお金を取られるのかと思って即座に「いりません」と言ってしまったが、無料だと言われた。
夜は自転車のライトを点けないと警察に叱られる。身分証まで調べられた。3回警告を受けると、自転車の車体に反射テープを張られてしまう。
ファストフード店では、客が自分で片付ける。マクドナルドやケンタッキー、普通のカフェなどでも、基本的に客が自分でゴミ箱まで持って行く。
映画館のチケットの値段が全国同じ。中国では映画館によって価格が違うが、日本では統一されている。毎週水曜日はレディースデーというものもあり、1人1000円で見られる。
タバコを吸う女性が多い。女性向けの可愛らしいデザインも豊富。日本の女性はストレスが多いので、タバコでリラックスする人が多いのかもしれない。
トイレに紙がある。日本に来て一番感動したことはこれ。店によっては女性用の生理用品や、綿棒、あぶらとり紙まで用意され、ベビールームや更衣室まで付いていることがある。日本のトイレに慣れてしまうと、中国に帰ったときにトイレットペーパーを持って入るのを忘れてしまう。
歯医者さんが優しい。小さい頃に中国の歯医者に行ったときは「治療するんだから痛くて当たり前だろ」などと脅すような口調で言われて歯医者が嫌いになったが、日本の歯医者さんは口調が優しく、なるべく痛くないように治療してくれる。
ブロガーは日本の便利な生活にすっかり慣れ親しんでいるようだが、「日本の生活は便利過ぎて、甘やかされてしまう感じもする」とも書いていた。(編集担当:西山正)