『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ゾンビランド』で日本でも市民権を得はじめたゾンビ映画。日本のみならず、世界でもその勢いはとどまるところを知らない。そんなゾンビ映画界に、また新たな新星が現れた。それも共産主義国家から!

 その作品が『フアン・オブ・ザ・デッド/Juan of the Dead』。なんとキューバ初のゾンビ映画である。昨年のトロント国際映画祭をはじめ、すでに世界中の映画祭に出品、数々の賞を受賞し、早くも世間を騒がせている。まさに1959年のキューバ革命以来の“ゾンビ革命”だ。

 現在公開されている予告編がこちら。



 主人公は40代にして無職のダメ男フアン。突如キューバ国内で発生したゾンビ騒ぎに乗じ、「あなたの肉親を代わりに殺します」とえげつない商売で金儲けを企むというストーリー。一見すると近年多くなってきたコメディタッチのゾンビ映画のようだが、キューバ独特のラテンのノリと、強烈な皮肉が込められた意欲作になっているようだ。

 また公式サイトでは、各国で開催された映画祭の様子など様々な映像がアップされているので、ぜひチェックしていただきたい。

『Juan of the dead』 - 公式サイト

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