HKSの新型ブーストコントローラーは反応速度が3倍に！

チューニングパーツメーカーのHKS（http://www.hks-power.co.jp/）が、ターボ車のブースト（過給圧）を上げて、パワーアップさせることができるブーストコントローラー「EVC」の新型を発表しました。

6代目となる新型EVCはディスプレイにTFTカラー液晶を採用して自由な描画が可能になりました。これによって、ブースト補正マップをグラフ表示したり、ブースト、アクセル開度、回転数などの変化を一定時間記録してグラフ表示できるようになりました。また、従来モデルまでは、機能を知っていないとなかなかイジりにくかったのですが、新型では画面内にボタンの機能が表示されるようになったので、イジりながら使いかたを知るというようなこともできるようになりました。

過給圧制御の心臓部ともいえるバルブユニットは、基盤を一新し、処理速度の高速化に成功しています。ブースト圧の検知から制御信号を出すまでの時間は従来の1/3に短縮し、反応速度が約3倍になっているそうです。これによって、ブーストの立ち上がりをするどくしたり、安定させたりする機能がさらに高まりました。最近のターボ車は、ノーマルでもブーストの制御が高度になっていますが、そういったターボ車の性能をさらに

NEW EVCは8月10日発売。価格は6万8250円（税込）。

引き出すために十分な性能を持っているようです。ちなみにHKSのウェブサイトの「HKS MAGAZINE」を見ると、このバルブ部が作動している動画が見られます。超レアです。

また、初回限定で特別仕様モデルを発売。φ6×1m、φ4×1mの「SUPER SILICONE HOSE」が付属するそうです。購入を検討しているなら、この初回限定モデルをねらいたいですね。

（まめ蔵）