1日の対ダイヤモンドバックス戦で、アスレチックスの松井秀喜が4年ぶりの盗塁を決め、後続のヒットで同点のホームを踏んだ(7月2日付公式HP)。

 先発のリッチ・ハーデン投手は昨年9月以来のマウンド。2回にソロホームランを打たれたが、その後落ち着き、6回を投げ、4安打無四球2失点の好投を見せた。チームメートはハーデンに復帰の白星をプレゼントするためになんとか援護したいと意気込んでいた。

 松井は「今日の試合はいろいろな意味で重要だった」と通訳を介して述べた。「連敗を止めたいとみんなが思っていたし、リッチの今季初登板だったので、どうしても勝たなければならないという雰囲気だった」

 アスレチックス打線は11安打で5得点したほか、6回にはココ・クリスプがホームラン性の当たりをフェンス際でジャンプしてもぎ取るなど、守備でも援護。松井は4回に単打で出塁すると、一塁手が塁を離れているのを確かめて、4年ぶりの二盗を決めた。

 ボブ・メルビン監督は「彼自身の判断だったが、わたしも走ってくれないかなと思っていた」と述べた。「マツイは非常に賢いプレーができる。あれで同点になり、これで行けるぞという雰囲気になった。大きなプレーだった」

 試合の流れを引き寄せた打線は5回、2アウトからクリフ・ペニントンとクリスプにタイムリーが飛び出し、続く松井はタイムリー二塁打を放ち、この回だけで4点を加えた。得点圏に走者を置いて、2アウトからの3連打は4月5日以来だった。

 故障者リストから復帰したハーデンが好投し、ブランドン・マッカーシー投手とタイソン・ロス投手も近く復帰が決まっており、ジョシュ・ウィリンガム外野手は日曜日に戻ってくる。これでほぼ100パーセントに近い陣容となる。松井は「全員がそろうと、アスレチックスは十分に闘えるチームになる。シーズン後半が楽しみだ」と述べた。