「まんが日本昔ばなし」や「タッチ」などの制作をを手がける老舗アニメ制作会社の株式会社グループ・タックが、2010年8月31日に東京地裁へ準自己破産を申請、9月1日に破産手続き開始決定を受けていたことが帝国データバンクの調べで明らかとなった
同社は、1968年3月に設立したアニメーション制作業者。数々の有名アニメを制作するなど高い実績と知名度を有し、2005年12月公開された劇場用長編アニメ「あらしのよるに」が日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞するなど高い評価を得て、2007年8月期には年収入高約15億300万円を計上していた。しかし、少子化の影響でテレビアニメに対するスポンサーの撤退が相次いだことから受注が減少、2009年8月期の年収入高は約5億9600万円に落ち込んでいた。その後は新規受注の獲得やスタッフの削減などに努め業況の回復を試みたものの、今年7月に代表の田代氏が死去したことから社内体制の再構築が難航し事業継続を断念、今回の措置となった。
なお、負債は債権者約167名に対し約6億5000万円。

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