国税庁の民間給与実態調査結果によると、民間企業に勤務した人が2008年1年間に受け取った平均給与は、429万6000円で前年より1.7%の減少となったことが分かった。

 平均給与の内訳は、平均給料・手当36万5000円(前年比1.0%減)、平均賞与64万6000円(同6.0%減) となっており、景気悪化で賞与の減少が大きかった。

 平均給与を男女別にみると、男性532万5000円(前年比1.8%減)、女性271万円(同0.1%減)となっている。

 平均給与を業種別にみると、最も高いのは電気・ガス・熱供給・水道業の675万円で、次いで金融業,保険業の649万円となっており、最も低いのは宿泊業,飲食サービス業の250万円だった。

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