セネガル代表の主将、エル・ハッジ・ディウフが8日、フランスのラジオ局「RFM」で代表から退く意向を明らかにした。ディウフは、ソショーでプロデビューし、レンヌ、ランスなどリーグ・アンのクラブで活躍したあと渡英、リバプールからボルトンに移籍して今シーズンで4年目を迎えている。

 「セネガルの神」、「セネガルのクライフ」などの異名をとる国民的英雄で、セネガル移民の多いフランスでも絶大な人気を誇るディウフ。26歳での早すぎる代表引退について、「代表では問題が多すぎる。試合の1週間前に招集されて相手がどこかわからないことすらある。国に帰ってプレーするときは、飛行機代を自分で払うハメになる。引退表明を撤回することはないだろう」と話している。