長年に渡ってユベントスの最前線で活躍してきたデル・ピエロがピンチを迎えている。7日に行われたフィオレンティーナ戦ではついにスタメン落ちしてしまった。現在、クラブと契約延長交渉中だが、条件面で本人とクラブとの開きが大きいことから、セッコGMは「来シーズンのユベントスに彼がいない可能性もある」と発言するに至っている。

 クラブにしてみれば、これまでの貢献は認めつつも、現在のパフォーマンスや年齢的なことを考えると、デル・ピエロの希望に沿うことはできないとの判断がある。それを受け入れられなければ、放出も止む無しというのが実情だ。
 
 13日に行われるユーロ予選、グルジア戦を戦うイタリア代表メンバーからも漏れてしまったデル・ピエロ。しかし、彼はこれまでも多くの試練を乗り越えてきた世界的な実力者。なんとか現状を打破して、ユベントスでもイタリア代表でも、「やっぱりアレックスが必要!」と言わしめる活躍を見せてほしいものだ。