アトレティコ・マドリーで今シーズンからコンビを組むディエゴ・フォルラン(28)とセルヒオ・アグエロ(19)は、同クラブが1部に昇格して以来、最高の2トップになろうとしている。リーガ開幕からの5試合で2人合わせて6ゴール。フォルラン-アグエロのホットラインはこれまでのどのコンビよりも破壊力を持った2トップだ。

 アグエロの4ゴール、そしてこれより2ゴール少ないフォルラン。このコンビ合わせて6ゴールに加え、ペルニーア、シマオ、ラウル・ガルシアが1ゴールずつ決め、ゴールのバリエーションが増えたことも過去のチームを上回る点だと言えるだろう。

 同時期で比較してもフォルラン-アグエロ・コンビのゴール数を上回るコンビはいない。2005-06シーズン、フェルナンド・トーレスとマテヤ・ケズマンの2トップが、4節までで4ゴールとなっているが、やはりフォルラン-アグエロ・コンビに軍配が上がる。

 目下、得点王ランキングでもバルセロナのレオ・メッシらと並びトップタイにつけるアグエロ。調子を落としていたフォルランも本来のプレーを取り戻した感がある。

「ディエゴと僕は日に日にお互いを理解していっている」。そう語るアグエロの言葉からフォルランとのコンビに自信もうかがえる。彼らのゴールがチームに活力を与え、勝利に導いていくことは間違いない。リーガ屈指の2トップへ。フォルランとアグエロのコンビに注目だ。

(スペイン通信)