レアル・マドリーのシュスター監督がMFママドゥ・ディアラをしばらく“特別扱い”する考えを明らかにしている。フランス通信(AFP)が伝えた。熱心なイスラム教徒であるディアラが断食を実行しているためだ。イスラム暦の9月は断食月(ラマダン)にあたり、その間、信者は日の出から日没まで飲食を絶つことになっている。

 シュスター監督は、「我々は断食がディアラにどう影響するのか心配している。それが多くの人によって共有された信仰であるという事実を尊重し、その対処を改善していくことが重要だ。ディアラの練習メニューを軽くするつもりだ。というのも練習後に彼は食事ができないからだ」と配慮を示した。

 ちなみにディアラは今年の初め、昨年のこの時期に行なった日中の断食が身体にこたえたことを認めている。