まさか…本塁打性の打球が天井直撃→左飛 逆転2ラン“幻”でパドレス敗戦「MVPは『屋根』」と米記者
◇ナ・リーグ 地区シリーズ第1戦 パドレス2-3ブルワーズ(2026年10月3日 ミルウォーキー)
ブルワーズの本拠アメリカン・ファミリー・フィールドで3日(日本時間4日)、パドレスとの地区シリーズ第1戦が行われ、1点差の9回にまさかの珍事が起きた。
パドレスが2-3と1点を追う9回1死一塁でフランスが打席へ。相手守護神・メギルの真ん中付近の直球を振り抜くと、打球は高々と上がり左翼ポール際へ伸びた。
屋根が開閉式となっているアメリカン・ファミリー・フィールドはこの日、屋根を閉じて試合を開催。フランスの高く上がった打球は閉じられた天井にある構造物に当たり軌道が変わって左翼手・チョウリオが捕球。アウトが宣告された。当たっていなければ逆転2ランの可能性もあっただけにフランスは納得がいかない様子でパドレス・スタメン監督もベンチを飛び出し、審判団に抗議。チャレンジによるビデオ検証も行われたがただ、判定は変わらず左飛のままで2死となった。
そして、最後はメリルが右直に打ち取られ、ゲームセット。パドレスにとっては悔しさが残る1敗となった。
このプレーをめぐり、米サイト「ブリーチャー・リポート」のティム・ケリー記者が自身のX(旧ツイッター)で「これだから屋根は開けておくべきなんだ!」と投稿。「USAトゥデイ紙」の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏も「この試合のMVPは、ミルウォーキーの球場の『屋根』だ。9回、タイ・フランスの勝ち越し本塁打になるはずだった打球を、屋根が阻んだ」などと記した。
大リーグ公式サイト「MLB.com」のAJ・キャサベル記者も「おそらくスタンドを越えていただろう当たりが球場の屋根の何かに当たった」と本塁打性の打球だったと伝えた。

