無許可でモスク建築、川越市が撤去と使用停止命令…繰り返し撤去求めたものの応じず
埼玉県川越市の市街化調整区域に無許可で大規模なイスラム教礼拝所「モスク」が建築された問題で、市は1日、都市計画法に基づき、建物の撤去と使用停止の命令を出した。
繰り返し撤去を求めたが応じなかったため、命令に踏み切った。市が撤去と使用停止の命令を出すのは初めてだ。
発表によると、命令の対象は、建物所有者と、使用者の2人だ。来年9月30日までに撤去するよう命じた。
市は7月、土地所有者らに対し、撤去に向けた具体的なスケジュールを提出するよう行政指導を行った。所有者側から提出はなく、今回の命令を出す前も、弁明の機会を与える通知書を送付するなどしたが進展はなかった。
命令は、所有者側に手渡しなどで交付したという。建物の表記について、市は7月、宗教施設としての利用が停止されていることなどから、「モスク」から「集会所」に変更した。
森田初恵市長は「引き続き命令の履行を強く求めていく。都市計画法違反が理由であり、国籍や宗教とは一切関係ない」とコメントした。
