錦織圭の引退セレモニーにレジェンド集結 松岡修造氏「いつでもカムバックして」
◇男子テニス木下グループ・ジャパンオープン第2日(2026年10月1日 東京・有明テニスの森公園)
男子テニスで日本の第一人者として活躍し、今季限りで引退する元世界ランキング4位の錦織圭(36=ユニクロ)が現役最後の大会に臨み、1回戦で第2シードで世界8位のフランシス・ティアフォー(28=米国)に4-6、4-6で敗れ、約19年間のプロ生活に終止符を打った。終了直後はコート上のベンチで大号泣するも、試合後会見は一転、笑いに包まれ、現役生活への未練も示した。
試合後は敗者の錦織に対し、異例のインタビューとセレモニーが行われた。松岡修造氏が司会を務め、伊達公子さん、杉山愛さん、国枝慎吾さん、男子日本代表の添田豪監督の4人は大きな花束を贈呈。再び涙を誘った。
その後は場内を1周し、平日昼間にもかかわらず詰めかけた多くのファンとの別れを惜しんだ。錦織が11歳の時に「修造チャレンジ」で出会い、世界へ羽ばたくきっかけをつくった松岡氏は「ずうずうしいが、僕にとって第二の青春だった。解説の時から感極まっていた」と感謝。今後に向けて、「いつでもカムバックして」と望んだ。
◇錦織 圭(にしこり・けい)1989年(平元)12月29日生まれ、松江市出身の36歳。5歳でテニスを開始。ジュニア時代から頭角を現し、中2で米IMGアカデミーに留学。07年に17歳でプロ転向し、08年にツアー初優勝。14年全米オープンでシングルスではアジア人男子初の4大大会決勝に進出。16年リオデジャネイロ五輪シングルス銅メダル。ツアー通算12勝で、世界ランキングは最高4位。20年12月に元モデルの山内舞さんと結婚し、現在2児の父。1メートル78、73キロ。利き手は右。
