《同居女性に唇を糸で縫いつけ》「早く縫えよ」と迫った元ダンサー“マコ”を強要容疑で再逮捕「顔面を手や孫の手で殴った…」事件後も自宅を出入りしていた知人男性(54)も逮捕
茨城県古河市で、女性が自身の唇を針と糸で縫わされた事件。茨城県警は9月29日、被害女性に自ら唇を縫わせた強要と傷害の疑いで、自称アルバイト従業員の櫻井政恵容疑者(50)を再逮捕した。
《画像あり》加工されていない金髪の櫻井容疑者の写真と、櫻井容疑者と“親しい間柄 だった逮捕された志賀容疑者
さらに、櫻井容疑者と共謀して女性に暴行を加えたとして、傷害の疑いで新たに自称アルバイト従業員・志賀行夫容疑者(54)を通常逮捕した。志賀容疑者は櫻井容疑者と親しい間柄で自宅にも頻繁に出入りしていた。
「私がやるのは痛えよ」
女性が自らの唇を縫わされるという異様な事件が明らかになったのは今年6月末。その後の捜査で、別の日にも同様の行為を強要されていた疑いが浮上した。再逮捕された櫻井容疑者について、集英社オンラインはこれまで周辺取材を続けてきた。
今回、新たに逮捕された志賀容疑者は、事件当時、櫻井容疑者のすぐそばにいた人物だった。
社会部記者が説明する。
「県警によると、事件前日の6月23日夕方、櫻井容疑者は被害女性に電話で『早く縫えよ』などと要求しています。その後、自宅を訪れた女性に糸の束を見せ、『私がやるのは痛えよ』などと言って、自ら唇を縫わせた疑いが持たれています。
その後、櫻井容疑者は女性の顔を殴ったり、両手を足で踏みつけたりする暴行を始めたとされます。さらに24日午前2時半ごろからは志賀容疑者も加わり、2人で女性の顔や太ももなどを手や孫の手で殴った疑いが持たれています。女性は太ももや左手に全治約2週間のけがを負いました」
県警は7月に櫻井容疑者を逮捕。その後、関係者について捜査を進め、今回、志賀容疑者の逮捕に至った。県警は2人の認否を明らかにしていない。
「勤務態度がひどかったので覚えています」
志賀容疑者とはどのような人物だったのか。
「集英社オンライン」は、今年7月、志賀容疑者がかつて数カ月間勤務していた会社の関係者を取材している。
志賀容疑者はいわき市出身で、1971年生まれ。履歴書によると、地元の小中学校を卒業後、職業訓練校に進んでいたという。履歴書に貼られた証明写真には、短髪にメガネをかけ、無精ひげを生やした姿が写っていた。
元勤務先の関係者が振り返る。
「志賀は確かに一時期うちで働いていました。長くはいなかったんですが、とにかく勤務態度がひどかったので覚えています。
とりわけ印象に残っているのが、会社が借り上げていた寮をめぐるトラブルでした。寮に動かせない状態の車を持ち込んで、バラバラにして置いていったんです。次の人が入れないような状態のまま退去してしまった。しかも、その車についても『誰のものなのか』『勝手に解体したんじゃないか』という話になっていました。
家賃を払っていたとはいえ、片付けもしないまま退去してしまったので、会社側も困っていました。訴訟を起こす、起こさないという話にもなっていたと思います。在籍期間は2、3カ月程度でしたが、あまりに強烈だったので覚えていますよ」
そんな志賀容疑者が頻繁に行動をともにしていたのが、地元で「マコ」と呼ばれていた櫻井容疑者だった。櫻井容疑者は若いころにダンサーとして活動しており、当時を知る人物は「美人で有名だった」と証言。50歳になってからも、周囲には櫻井容疑者に好意を寄せる男性も多かったという。
「志賀はマコにぞっこんでしたよ」
地元関係者が語る。
「志賀はマコにぞっこんでしたよ。頻繁に一緒に飲みに歩いていましたし、いつも一緒にいたので、周りでは彼氏だと思っている人もいました」
櫻井容疑者が逮捕されたあとも、志賀容疑者はその身の回りの世話をしていたという。
「マコが逮捕されたあと、住んでいたアパートを引き払うことになったんです。当然、本人は勾留されているので何もできない。それで、志賀が代わりに部屋の片付けをしていました。
ずっとマコと一緒にいたから、地元では『志賀も事件に関わっているんじゃないか』という噂は出ていました。でも、本当に逮捕されるとは思いませんでした」
櫻井容疑者の逮捕後も、その部屋の片付けをしていたという志賀容疑者。県警は2人が被害女性に暴行を加えるに至った経緯や、それぞれがどのような役割を果たしたのか。県警が詳しい経緯を調べている。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
