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 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は28日、今季プレーオフ進出を逃したブルージェイズが、今オフにFAとなる鈴木誠也外野手の獲得に動く見込みだと報じた。

 「ジ・アスレチック」のミッチ・バノン記者の情報を紹介したもので、さらに今冬にポスティングシステムでメジャー移籍を目指すとみられる佐藤輝明内野手についても調査する可能性が高いという。「スポーツネット」はブルージェイズが佐藤に加え、平良海馬投手もスカウトしていると伝えている。

 同サイトは鈴木について、ブルージェイズの補強ポイントに「非常に理にかなった」存在と分析した。メジャー5年目を終え、1年目こそ111試合で14本塁打だったが、その後は4年連続で132試合以上に出場し、すべてのシーズンで20本塁打以上、wRC+123以上を記録。今季は四球率も自己最高の12.8%まで上昇し、通算成績は打率.269、出塁率.351、長打率.472、wRC+128となっている。守備でも今季はDRS+14、OAA+5、FRV+8とメジャー移籍後最高の数字を残しており、「非常に魅力的なFAになる」と評価した。

 ブルージェイズは今季、チーム打撃成績が打率.247、出塁率.310、長打率.381、wRC+94とリーグ平均を6%下回った。外野とDHには不確定要素も多く、安定した長打力を持つ鈴木を加えることは明確な打線強化になると指摘している。

 一方、佐藤については今季NPBで37本塁打、打率.315、出塁率.392、長打率.620、wRC+201を記録した打力を高く評価。ただし、ブルージェイズでは今季、岡本和真が主に三塁を守り、一塁にはブラディミール・ゲレーロJr.がいるため、佐藤を獲得した場合は守備位置が課題になる。右翼で起用できなければ、岡本、佐藤、ゲレーロのうち1人をDHに固定する形になると分析した。

 投手では平良にも注目。これまで日本では主に救援を務めてきたが、今季は先発に転向して139回を投げ、防御率1.36をマークした。同サイトは平良を今オフの「大きなワイルドカード」と位置づけている。打線強化と先発投手補強を課題とするブルージェイズが、鈴木、佐藤、平良と日本球界に幅広く目を向けている。