岡本和真が「覚せい」 米専門サイトが分析した急上昇の理由「選球眼」に劇的変化
米野球専門サイト「ベースボール・プロスペクタス」が16日、「Okamoto Unlocked(覚醒した岡本)」と題し、ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)の9月の急上昇を分析した。岡本は15日に今季33号を放ち、日本生まれの右打者としてカブス・鈴木誠也が持っていたシーズン最多本塁打記録を更新していた。
オフにはホワイトソックス・村上宗隆内野手との比較が注目され、序盤は好スタートを切った村上の陰に隠れたが、現在は本塁打で2本上回る。特に9月7日以降は打率.348、出塁率.464、長打率1.043で5本塁打。一方の村上は同期間、打率.091、長打率.227、三振率51.9%と苦しんでいる。
同サイトが岡本の変身で注目したのは、スイング改造ではなく「選球眼」だった。バットスピードやアタックアングルに大きな変化はないが、ボール球に手を出すチェース率が7月の35.7%から8月29.8%、9月は19.6%まで急低下。スイング率も前月から7.7ポイント下がる一方、ゾーン内コンタクト率は85.9%に上昇した。
9月はまだ49打席という小さなサンプルながら、期待長打率(xSLG)はシーズンで.455とMLB上位20%に位置し、全ての球種に対して長打率.400以上。同サイトはメジャーの投球への適応が進んだ可能性を指摘する。最後のワイルドカード枠を狙うブルージェイズについて、「岡本がいなければ、プレーオフ争いにすら加われていなかった」と、その存在感を高く評価した。

