田中碧がプレミア2試合連続スタメン出場で躍動! 敵将も名指しで警戒する一方、リーズ指揮官が抱えるジレンマ【現地発】
田中はピッチ上を軽やかに動き回り、試合をコントロールできる選手だ。一方で、失点に直結しかねないボールロストや、守備の強度は課題とされている。
昨季、リーズはプレミアリーグを14位でフィニッシュ。シーズン終盤まで残留争いに巻き込まれるなど、厳しい戦いを強いられた。チームとしては、二度と同じような状況に陥りたくない。そのため、指揮官がリスクを最小限に抑えたいという考えも理解できる。
今季の田中は、開幕節のノッティンガム・フォレスト戦(1-0)は出番がなく、続く第2節のブレントフォード戦(1-1)でも途中出場。9月5日に行なわれた第3節のブライトン戦(1-1)で今季初の先発出場を果たした。
試合前には、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督にリーズの危険な選手として名指しされていた。そんななかで田中は印象的なパフォーマンスを披露し、先制点をアシストしてみせた。
そして14日に開催された第4節のニューカッスル戦(4-1)でも先発に名を連ね、2試合連続のスタメン出場を果たした。32分にはミドルシュートを放つと、ディフレクションしたシュートはゴールに吸い込まれ、やや幸運な形でリーズに先制点をもたらした。当初は田中のゴールとされたものの、後にニューカッスルのルイス・マイリーのオウンゴールに訂正された。
田中は非常に落ち着いており、リーズの好プレーの多くで中心的な役割を担っていた。チームの攻撃を組み立て、試合をコントロールする姿は、チャンピオンシップ時代を思い出させた。
一方で、1-0で迎えた40分には相手からほとんどプレッシャーを受けていない状況にもかかわらず、ボールをロスト。相手のカウンターを受けて、ハービー・バーンズに決定機を与えた。もしこれを決められていれば、1-1の同点となり、リーズにはプレッシャーがかかっていただろう。

