左サイドハーフで先発した佐藤。(C)Getty Images

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 スペインの名門がまさかの苦境に陥っている。

 現地9月11日に開催されたラ・リーガの第5節で、日本代表MF佐藤龍之介が所属するバレンシアセビージャと敵地で対戦。81分にセットプレーからファン・イグレシアスにヘディングシュートを叩きこまれ、0-1で敗れた。

 この黒星により、開幕5戦で1分け4敗の勝点1。最下位脱出はできなかった。

 地元のスポーツ紙『SUPER DEPORTE』は、「バレンシアCFはピスファン(セビージャの本拠地)で恥ずべき醜態をさらした。今年に入ってすっかりお馴染みとなった光景だ。状況は改善しないどころか、試合を重ねるごとに悪化している」と糾弾した。

バレンシアCFは屈辱的な状況にあまりに慣れきっており、その事実は危機的ですらある。チームはラ・リーガの最下位に沈んでおり、今後もそこに留まるか、少なくとも降格圏内から抜け出せないように見える」

「この惨状は長引いているが、誰も事態を収拾できていない。移籍市場での動きを『成功』とみなすようなクラブには、まともな判断を下せる人間がいないからだ。ロン・グーリー(CEO)は試合中に居眠りでもしていたに違いない」
 
 同紙は「とはいえ、選手たちの責任も免れない。(バレンシアと対戦した際に、『こいつらマジで酷い』と口にしたバルセロナの)ロドリは謝罪したが、現実として、一部の選手の実力は所詮その程度なのだ。そして、それは彼ら自身のせいではない。バレンシアというクラブの格に見合った戦力だと判断した人物の責任である」と批判を続けた。

 そして、佐藤を含め、「合格点に近いプレーをした選手は皆無に等しかった。悲惨」と酷評した。

 2試合ぶりに先発にした19歳の日本代表MFは、左サイドハーフでプレー。なかなか持ち味を発揮できかった。絶不調のチームとともに正念場だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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