9日、ノルウェー・オスロのオスロ大聖堂で執り行われた前国王ハラルド5世の葬儀(AP=共同)

 【ロンドン共同】8月に死去したノルウェー前国王ハラルド5世の葬儀が9日、首都オスロのオスロ大聖堂で執り行われた。ノルウェーや外国の王族とともに秋篠宮ご夫妻が参列された。葬儀に先立ち、ひつぎを王宮から大聖堂に移す葬列にも加わった。

 ハラルド5世は開かれた王室を目指し、国民からの人気が高かった。葬列が進んだ沿道には大勢の市民が集まった。葬儀開始とともに、ノルウェー全土で一斉に黙とうがささげられた。ウクライナのゼレンスキー大統領も出席した。

 皇室とノルウェー王室の親交は深く、陛下は皇太子時代の1991年、元国王オラフ5世の葬儀に参列した。秋篠宮さまは英国留学中の89年にノルウェーを旅行した際、ハラルド5世に昼食会に招かれた。

 新たに即位したホーコン8世は今年6月の訪日時、天皇、皇后両陛下に皇居・御所に招かれ、夕食を共にした。秋篠宮ご夫妻とも赤坂御用地の宮邸で懇談した。

 ハラルド5世は8月28日に89歳で死去。ホーコン8世は同日即位した。ノルウェー王室によると、ハラルド5世のひつぎが安置された王宮礼拝堂には、9月1日以降4万6千人以上が訪れた。

9日、ノルウェー前国王ハラルド5世の葬儀に到着した秋篠宮ご夫妻=オスロ(ゲッティ=共同)