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 ◇フランス1部 リール 1-0 トゥールーズ(2026年9月3日)

 強豪リールに加入した日本代表FW上田綺世(28)が、衝撃デビューを飾った。入団発表からわずか3日後の3日、敵地のトゥールーズ戦に後半12分から途中出場すると、同28分に頭で移籍後初ゴール。これが決勝点となりチームに勝ち点3をもたらした。欧州5大リーグ初陣での得点は日本人6人目。森保ジャパンのエースが、新天地で最高のスタートを切った。

 加入発表からわずか3日、デビュー戦出場からわずか16分。初挑戦の欧州5大リーグで鮮烈デビューを飾った上田は「1試合目で自分の存在をアピールできてホッとしている」と充実感をにじませた。

 後半28分だ。左からのグラウンダーの折り返しに滑り込んで相手選手と競り合いながら左足でシュート。これは相手GKにはじかれたが、すぐに起き上がると浮き球を得意のヘディングで押し込んだ。

 フェイエノールト(オランダ)で最後に出場した8月30日のADOデンハーグ戦から、リーグをまたいで4試合連続ゴール。新天地でシュート数10本-24本と劣勢だった一戦の流れを変えて1-0の勝利をもたらした。昨季から続くアウェー戦の連勝をクラブ最長の8に伸ばし、暫定首位にも導いた日本のエースは「こういう試合で勝たせられるのは、ワンチャンスを仕留められるFW」と言ってのけた。地元メディアによれば、ダビデ・アンチェロッティ監督は「常にゴールの位置が分かっている。その瞬間が訪れる準備ができていた。ペナルティーエリアで賢く動き、抑えるのは非常に困難。それが獲得した理由だ」と賛辞を惜しまなかったという。

 試合後には自身と交代で退いたFWジルーから祝福の言葉と熱い抱擁を受けた。フランス代表で史上2位の57得点を記録し、今後は定位置を争う39歳のベテランに実力を認めさせた。「(ジルーから)勉強しなきゃいけない部分は無限にある」と上田。W杯北中米大会で2得点1アシストと活躍したストライカーは、4年後に向けて貪欲に進化を誓った。