「フェアレディZ」マイチェンモデル登場!

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マイナーチェンジ後のフェアレディZは納車まで4~5ヶ月の予定

 2026年8月27日、日産は「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジし、同日より販売を開始しました。
 
 このモデルのユーザーからの反響について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。

 現行モデルは、初代から数えて7代目にあたるRZ34型です。

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 7代目フェアレディZは、2022年1月に開催された「東京オートサロン2022」会場がジャパンプレミアの場として選ばれ、大きな反響を呼びました。

 初代から受け継がれてきたロングノーズ・ショートデッキのデザインに注目が集まり、またたく間に注文が殺到します。その結果、同年8月には受注停止に追い込まれてしまうほどでした。

 2023年8月発表の2024年モデルでも、納期の長期化を理由に一時受注停止がアナウンスされています。

 こうした人気を背景に、中古車価格は高騰。新車価格を上回る相場で取引された時期さえありました。

 その後、2026年1月9日~11日にかけて開催された「東京オートサロン2026」において、同年夏にマイナーチェンジが予定されていることが発表されました。

 そして2026年5月5日、富士スピードウェイで開催されたオーナーズミーティング「DUNLOP オールフェアレディZミーティング2026」で、マイナーチェンジモデルがお披露目されています。

 今回ついに、そのマイナーチェンジモデルが正式発表されたのです。

 今回のマイナーチェンジでは「さらなる性能向上を図りつつ、フェアレディZが受け継いできたヘリテージをさらに深めること」に主眼が置かれています。

 フェアレディZおよび「NISMO」ブランドによるハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ NISMO」共通の変更点として、最新のQi2規格に対応したワイヤレス充電器を採用したほか、対自転車の制動要件に適合した衝突被害軽減ブレーキも新たに搭載しています。

 このほか、燃料タンク内へのチャンバー追加により、高い横Gがかかるコーナリング中でも燃料供給を安定させています。

 またデザインではハイライトとして、フロントの「Z」エンブレムの復活と新造形フロントバンパーの採用が挙げられます。

 かつての「Gノーズ」を彷彿とさせるよう、フロントノーズの先端を延長したことで、ロングノーズ・ショートデッキ感が一層強まっており、よりワイド&ロースタンスとなっています。

 ダクトとソナーの配置も見直され、フロントリフトの抑制と空気抵抗の低減、この両方が達成されました。

 軽量化と高剛性を追求したアルミ鍛造ホイールは、4代目(Z31型)のエアロディッシュ・ホイールをオマージュしたデザインです。

 内装では、初代をオマージュしたタンの内装色を新たに設定しています。

 12.3インチのフルカラー液晶メーターには、S30型からRZ34型まで歴代モデルのシルエットが次々に登場する新しいオープニングムービーが設定されました。

 フェアレディZが受け継いできた伝統と歴史を形にすることで、あらゆる世代のZファンを高揚させる演出です。

 ボディカラーのラインアップは全10色。初代のイメージカラーとして今も愛されている「グランプリグリーン」から着想を得た新色「雲龍グリーン」に、スーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめ、2トーンが5種類、モノトーンが5種類、これだけの選択肢が用意されました。

 足回りでは、路面の変化に素早く反応する大径モノチューブショックアブソーバーを採用しており、ダンパーの受圧面積は従来モデル比で26.6%向上しています。

 また、フェアレディZ NISMOもマイナーチェンジを行っており、そのハイライトは、ユーザーからのリクエストに応えて6速MTが設定されたことが挙げられます。

 ショートストロークのシフトが採用され、クイックな操作によるダイレクトな運転感覚と、クルマとの一体感を楽しむことができます。

 エンジン制御もこの6速MT専用に最適化されており、スロットルと点火タイミングを調整することで、アクセルを踏んだ瞬間からリニアな反応が得られます。

 2種類のドライブモードは、扱いやすさと走りのバランスを取った「STANDARD」と、走りのポテンシャルを最大限に引き出す「SPORT」が用意されています。

 どちらも専用の加速サウンドチューニングが施され、アクセル操作に応じた加速感を音でも楽しめます。

 ブレーキキャリパーには新色のブライトレッドが採用されました。

 フロントブレーキには「R35型GT-R」で使われていた2ピース・ドリルドローターを採用。優れた放熱性でブレーキ性能を高めると同時に、バネ下重量の軽量化も実現しています。

 この軽量化にあわせて専用のサスペンションセッティングも行われ、路面追従性と回頭性が向上しています。

 このほか、ステアリングには低フリクションラックが採用され、より滑らかな操舵感と、思い描いたラインをなぞれるコーナリング性能が手に入ります。

 マイナーチェンジ後の車両本体価格はフェアレディZが573万7600円から699万9300円、フェアレディZ NISMOは975万2600円です(いずれも消費税込み)。

 マイナーチェンジ後のフェアレディZについて、ユーザーからどんな反響があったのか。8月下旬に首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。

「『早く展示車が見てみたいのだが、検索しても日産のホームページは準備中だし、いつになったら見られるのか』といったお問い合わせをいただいております。

 すでにご予約いただいているお客様には、年内にはお届けできる見込みです。

 現時点でご注文いただいた場合、ご納車までは4~5ヶ月の予定です」

 他の日産ディーラーにも問い合わせてみました。

「『早く試乗してみたいがいつからできそうか』というお問い合わせのほか、『6速MTのNISMOはどこに行けば見られるのか』といったお問い合わせをいただいております。なかでもNISMOの6速MTモデルは注目度が高いです。

 現時点でご注文いただいた場合、ご納車までは4~5ヶ月の予定ですが、モデルによっては納期が延びる可能性があります」

 ついにデビューしたフェアレディZのマイナーチェンジモデル。購入を検討しているユーザーはもちろん、「実車を見てみたい」という人も多いのではないでしょうか。

 ICE(純内燃機関)のスポーツカーをいつまで楽しめるのか、はっきりとは分からないものの、本能的に「そう遠くない未来に終わってしまうかもしれない」と感じている人もいるはず。

 それならば、少しばかり無理をしてでも思い切った決断するタイミングなのかもしれません。