澤穂希さん サッカーへの道切り開いた母の“抗議”に感謝 少年団入団拒否に「だったらうちの娘で」
サッカー元なでしこジャパンの澤穂希さん(47)が、3日放送のBS-TBS「X年後の関係者たち」(木曜後9・00)に出演し、サッカーを始めたきっかけについて語った。
中学時代から代表入りし、米国リーグ挑戦など日本女子サッカーのパイオニア的存在だった澤さん。その原点は、成功体験だった。
「私は年子の兄の影響で、兄の練習を見に行った時に、“妹さんも蹴ってみたら?”って誘っていただいて。たまたま蹴ったボールがゴールに入って、それがうれしくて、自分もサッカーを始めたいと」
当時は大阪・高槻市在住。父の転勤で東京へ移った際、地元のチームへの入団を希望したが、一旦は断られたという。「少年団に入ろうと思ったんですけど、“少年団なので、女の子は入れません”って断られた」と振り返った。
ここで折れずに掛け合ってくれたのが、澤さんの母だったという。「私の母親が、“だったらうちの娘でその歴史を変えてください”って言って、入団が許可されたんです」と明かした。
入団は許されたものの、澤さんはその後も、女子であるがゆえの壁に悩まされることになる。「6年生の時に、全国少年サッカー大会だったので、“全国大会に女の子は出られません”となって、悔しかったです。自分は何で、性別が女なだけで、試合に出られないんだって」と打ち明けた。

