ネパール・バグマティ州(2026年8月26日)

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ネパール中国の国境地帯で発生した大規模な土石流災害をめぐり、中国当局は氷河の崩落が原因であると発表しました。

中国国営テレビによりますと、中国当局は30日の会見で、土砂災害が発生した原因について調査結果を発表し、ネパール側にある標高およそ5200メートルの山の斜面にある氷河が崩落し、氷河が標高4000メートルまで落下しながら山肌を削って土石流を引き起こしたと述べました。土石流は、川沿いにおよそ22キロ進み、氷河の崩落から6〜7分後に標高1800メートルにある国境検問所まで到達したとしています。検問所周辺では27棟の建物が土石流にのみ込まれ、破壊されたということです。

氷河が崩落した理由については「温暖化の長期的な影響で、氷河が不安定化したことが原因」と指摘しました。

また、現地では崩れた土砂などが川を塞いでできる「せき止め湖」が確認されていて、決壊による二次災害が懸念されていました。国営テレビによりますと、29日夜に土砂崩れが発生し、新たな「せき止め湖」が確認されたということです。二次災害の恐れから、検問所付近の救助隊員は避難を余儀なくされ、捜索活動は難航しています。

中国当局によると、この土石流で中国側ではこれまでに16人が死亡し、546人が行方不明となっています。また、行方不明者のうち261人は外国人だということです。