「数万曲の歌詞を生成AIが無断学習」…ソニーG傘下の音楽出版など35社、アンソロピックとCEOらを提訴
【ニューヨーク=木瀬武】ソニーグループ傘下の音楽出版大手など35社は、数万曲の歌詞を無断で生成AI(人工知能)の学習に利用した行為などが著作権侵害にあたるとして、米AI開発企業アンソロピックと同社のダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)ら創業者2人を米カリフォルニア州の連邦地方裁判所に提訴した。
著作物のコピーの廃棄、1作品あたり最大15万ドル(約2400万円)の賠償などを求めている。
提訴は28日付。原告にはソニー・ミュージックパブリッシングのほか、米ワーナーミュージック・グループ傘下の音楽出版社なども入っている。
訴状によると、アンソロピックは2021~22年、海賊版サイトから計700万冊超の書籍の情報を取得し、生成AIの学習に使用していた。取得した情報には、原告側が著作権を持つ歌詞、楽譜が含まれていた。また、アンソロピックは別のサイトに掲載されていた歌詞も無断で収集していた。
アモデイCEOら創業者2人については、海賊版サイトからの情報の取得を指示、承認したと主張している。
