古巣・水戸戦で町田デビュー。小川航基が口にした特別な思い「J1に上がったって聞いた時は、本当に心の底から嬉しかった」
今月24日にオランダ1部のNECから町田に完全移籍した小川航基は、82分からテテ・イェンギに代わって出場。加入からわずか5日後に新天地で新たな一歩を踏み出した。
「デビューしたのは非常にポジティブ。まだ練習ができていない中でのプレーだったのと、合流して間もないので気候のところも心配だったけど、今日は涼しかったので思ったより動けて良かった」
「僕が若い時、20歳前後の時に色んな思いを持ってこの水戸ホーリーホックに移籍して、半年間だけだったけど、自分の中ですごく大きな期間を過ごさせてもらった。クラブにもすごく感謝しているし、ファン・サポーターの皆さんにもすごく感謝をしている中で、こういった形で(日本に)帰って来て1発目の試合でやれたのは、嬉しさみたいなものもあるし、水戸がJ1に上がったって聞いた時は、本当に心の底から嬉しかった。感激したというか、感動したというか。自分が使っていた時とは違うスタジアムだったけど、やっぱり地元の熱い声援があって、すごく良いクラブだなと思った」
29歳の日本代表FWは、フェイスガードを装着してプレーしていた。その理由について問われると、「顔を2か所骨折していて、あれを付けていないと(プレーできない)」と驚きの事実を口に。「ちょうど1か月前くらいですかね。練習試合で骨が折れちゃって」と北中米ワールドカップ後に負傷したと明かした。
また、町田を率いる黒田剛監督は、小川の船出をこう評した。
「古巣の水戸という地で、Jリーグでもう一回スタートを切れたのは、彼にとってありがたい話だと思う。得点を決めたかったと思うが、ちょっとゲームから離れているところも含めて、少しずつ試合勘を取り戻していく意味で使っていくのが私の選択肢の中にあった。随所にゴールに向かって行く姿勢も見えたし、チャンスも作っていたので、これからさらに磨きがかかって、ゴールをしっかりと届けてくれると良いなと期待している」
小川のJリーグ第ニ章は、水戸の地から始まった。
取材・文●沖野楓弥(サッカーダイジェストWeb編集部)
【動画】バットマン姿でピッチに入った町田FW小川

