娘乗せ178km泥酔運転→死亡事故起こし「あんたのせい」と“逆ギレ”した38歳女、一転し犯行認める 1審で懲役12年【韓国】
韓国で6歳と4歳の娘を乗せた車で酒気帯び運転をし、バイクに追突して運転手を死亡させた疑いで懲役12年を言い渡された38歳の女が、控訴審の初公判で一転して容疑を認めた。
『時事ジャーナル』などの韓国メディアが報じたところによると、大田(テジョン)地裁・刑事1部(カン・ギリョン部長判事)は8月26日、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(逃走致死)や児童福祉法上の児童虐待などの容疑で起訴された38歳女の控訴審初公判を行った。
女側の弁護人はこの日、「原審では犯行を一部否認したが、今は犯行を認める立場だ」と述べた。女本人も、弁護人と同様に容疑を認める意思を示した。
事故起こした直後に暴言「うちの子が驚いた」女は今年1月9日午後9時20分ごろ、忠清南道洪城郡洪北邑(チュンチョンナムド・ホンソングン・ホンブクウプ)において、制限速度時速60kmの道路を時速178kmで運転し、前を走っていたバイクに追突した疑いがある。
バイクを運転していた男性は当時結婚を控えていたが、退勤後の帰宅途中に事故に遭い死亡した。
事故当時、女の血中アルコール濃度は免許取消基準を大幅に上回る0.211%で、泥酔状態だった。女が運転した車には4歳と6歳の2人の娘が同乗しており、検察は女の危険な運転行為が子どもに対する心理的虐待に当たるとし、児童虐待容疑も適用していた。
女は事故直後に適切な救護措置を行わず、被害者の男性や事故の目撃者らに対して「あんたのせいでこうなったんじゃないか」「うちの子たちが驚いた」など責任を転嫁する暴言を吐き、パトカーや救急車が到着すると無言で現場を立ち去った。
1審で女側は「泥酔状態だったため衝突を認識しておらず、逃走の意図はなかった」と主張していたが、大田地裁・洪城支院はこれを認めず、懲役12年および80時間の児童虐待治療プログラムの履修を言い渡した。この判決に対し、検察と被告の双方が控訴していた。

韓国メディアによると、この日の法廷で発言機会を得た被害者男性の父親は「犯行を否認していたのを今になって認めるというのは、警察、検察、1審裁判所全体を翻弄するものだ。真摯な謝罪を一度も受けておらず、和解することは絶対にできない」と述べ、厳しい処分を求めたという。
裁判部は、女側が被害者遺族に謝罪し、合意に向けた話し合いを行う時間を求めたため、次回の公判を9月30日に行うことで決定している。
(文=サーチコリアニュース編集部)

