『ラヴ上等シーズン2』とのタイアップ中止になった法務省ポスター(公式HPより)

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「人に火をつけた」という出演者の過去の告白をきっかけに炎上したNetflixの恋愛リアリティー番組『ラヴ上等 シーズン2』。法務省と進めていたタイアップを巡って騒動になっていたが、新たな展開を迎えた。

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ラヴ上等』×法務省『更生上等!!』

 同作は、全国から集まったいわゆる“ヤンキー”の男女が共同生活を送り、恋愛や友情を通じて過去と向き合いながら生き直す姿を追うリアリティー番組。8月11日配信の第5話では、出演者が自身の過去について「火遊びの延長で人に火をつけちゃった」といった趣旨の発言をしたことで世間に衝撃が走った。

「本人は反省の言葉も口にしていましたが、“人に火をつけた”というあまりにも強烈な発言に、SNSでは“被害者のことを考えているのか”“犯罪を武勇伝のように扱うな!”といった批判が相次ぎました」(スポーツ紙記者)
 
 そして、この騒動に拍車をかけたのが、法務省とのタイアップだった。法務省は同番組と更生保護の観点からタイアップポスターを制作。「更生上等!!」「立ち直りって、ラヴだ」といったキャッチコピーを掲げ、全国の関係機関に掲出していた。8月18日に週刊女性PRIMEが法務省に取材した際には、番組をめぐる炎上を把握しているとしながらも、

「現時点において、ポスターの掲出を一律に取りやめる予定はありません」
 
 と回答していた。ところが8月21日、法務省は一転してタイアップを取りやめると発表。さらに全国の関係機関に対し、ポスターの掲出を速やかに取りやめるよう連絡したという。なぜ、わずか数日で判断が変わったのか。改めて法務省に聞くと、

「今回の決定は、寄せられたさまざまなご意見を踏まえ、このままタイアップを続けていくことで、当初のタイアップの意図を国民のみなさまに適切に伝えることができるかという観点などから、総合的に判断したものです」

 と回答。ポスターの今後については、

「8月21日(金)付でポスターは速やかに掲出を取りやめるよう連絡しています」

どれほどの税金が使われたのか

 タイアップは事実上、終了となったがSNSでは、

《逃げるなら最初からタイアップするなよ》
広告費を国民に返済しろ!》
税金を使って犯罪自慢番組を宣伝するな》

 と、批判の声が挙がった。では、今回のタイアップに国民の税金がどれほど使われたのか。ポスターの制作費などについても法務省に確認すると、

「本件タイアップに係る費用は全て先方においてご負担いただいており、費用の内訳などの詳細については承知しておりません。また、国費として支出したものはいっさいないことを申し添えます」

 とのこと。実は今回のタイアップに税金は使われておらず、Netflixが費用のすべてを負担していたというのだ。“税金で『ラヴ上等』を宣伝している”という批判は、事実ではなかったことになる。

 そうは言っても、いったんは「継続」としていたタイアップが、炎上を受けてわずか数日で中止に。更生保護の認知向上を狙った異色のコラボは、短期間で幕を閉じることとなった。

週刊女性PRIME