8月25日(日本時間26日)、元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が全米オープンのシングルス予選1回戦で、世界125位・第16シードのゼバスティアン・オフナー(オーストリア)に6-1、2-6、6-2で勝利。フルセットまでもつれた熱闘の中で、錦織が放った渾身のリターンエースに場内がどよめき、錦織自身も雄叫びをあげる一幕があった。

【映像】場内どよめく渾身のリターンエース(実際の様子)

 錦織は第1セットを終始優位に進めたものの、第2セットを奪われて迎えた第3セット。ゲームカウント4-2、ポイント40-15とリードの状況で、オフナーが130マイル(時速約209.2キロ)の強力なサーブを放つ。しかし、錦織は鋭く踏み込んで完璧にボールを捉えると、圧巻のフォアハンドリターンエースを叩き込み、見事にこのゲームを奪い取った。

「最後数試合なのでどうにか楽しんで」

 200キロを超える強烈サーブを鮮やかに破った瞬間、会場からは大きな歓声とどよめきが湧き起こった。錦織は、力強く右拳を握りしめると、「カモン!」と気迫あふれる雄叫びをあげて感情を爆発させた。

 試合後、錦織はインタビューに答え「最後もう数試合なのでどうにか楽しんでやりたい。楽しんでやれた部分と、まだまだ納得いかない部分も出てくるはくるので…その中でも良いテニスは何とかできたのかなと思う」と率直な胸中と手応えを明かした。

 本戦出場に向けて弾みをつける勝利を飾った錦織は、日本時間27日、予選2回戦で16歳のマイケル・アントニウス(米国)と対戦する。(ABEMA/WOWSPO/全米オープンテニス