YouTubeチャンネル「【楽しい授業動画】あきとんとん」が、「伊能忠敬は1日何歩歩いてたのか?」と題した動画を公開した。動画では、江戸時代に歩いて日本地図を作成した伊能忠敬の測量方法や、驚異的な歩数について当時の資料をもとに解説している。

伊能忠敬は50歳から勉強を始め、55歳から17年をかけて全国測量を行い、日本中を測って回った。飛行機などの技術がない時代にもかかわらず、その成果をもとに完成した「伊能図」の現在値との誤差はわずか0.2パーセントだったという。地図の完成自体は弟子たちが引き継いだが、彼らは忠敬が亡くなったことを幕府に3年間伏せ、「伊能忠敬さんが作ったんだ!」と主張したというエピソードも紹介された。

動画の中盤では、忠敬がどうやって距離を測っていたのかを紐解いている。最初の測量では、歩数から距離を測っていたという。記録には「1町を158歩」と記されており、1町を約109メートルとすると、忠敬の歩幅は約69センチメートルだったと推測できる。正確な距離を測るため、歩幅を揃えて歩く訓練を行っていたと言われている。

さらに、第一次測量では1日に約40キロメートル進んだという資料が残っている。40キロメートル(4万メートル)を歩幅の0.69メートルで割ると、約5万8千歩となる。この計算から、「1日で約6万歩」歩いていたと結論付けた。

現代の感覚からは途方もない歩数であり、精密な日本地図の裏に隠された想像を絶する労力が伝わる内容となっている。

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