DF板倉滉

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 ドイツ1部ボルシアMGに復帰した日本代表DF板倉滉が、来年1月にサウジアラビアで開催されるアジア杯への参加を辞退する可能性があることが、22日までにわかった。ドイツの現地報道によると、板倉はクラブ経営陣に対し、今夏に加入したボルシアMGでの活動に集中するため、アジア杯への参加を見送る意向を伝えたという。ただ本人がアジア杯への参加を拒否した、というよりは、移籍の条件として、当面は日本代表ではなくボルシアMGでの活動に集中する、という条項があった可能性もある。

 森保一監督の日本代表監督としての任期ラストとなるアジア杯は、来年1月7日から2月5日(決勝)の日程で行われる。日本は1次リーグでインドネシア、タイ、同杯2連覇中のカタールと同組に入り、2011年以来となる16年ぶりのアジア制覇を目指す。なお、アジア杯終了後には森保監督の退任が決定しており、現在はロス五輪を目指すU−22日本代表を率いる大岩剛監督が次期監督として兼任で指揮を執る予定となっている。

 なお、21日にFC東京―千葉戦を視察した森保監督は、板倉のアジア杯参加可否について「私自身はまだ分かっていないですが、色々な条件が移籍の中であるかもしれないので、そこはまずは選手として、いち選手として、よりレベルが高いリーグと、あとは自分のやりがいというところを優先してもらって、そこからまた考えることかなと思っています。たとえ、代表に来れないということであっても、それは本人のキャリアを優先して行くべきだなと。(本人が望むクラブに)いかせてあげたいなとは思っています」と語っていた。

 板倉は北中米W杯において、直前に負傷離脱したMF遠藤航に代わってキャプテンを託され、チームを牽引した。森保ジャパンにおいては重要な役割を果たす選手だが、本人の意思だけではアジア杯参加を決められない可能性はある。また今大会を最後に現体制が区切りを迎えることや、新天地でのポジション争いなどを考慮し、板倉以外の選手にもアジア杯参加辞退を検討する可能性はある。板倉の動向次第では、他の主力欧州組の選考や大会へのアプローチにも少なからず影響を与える可能性があり、今後のクラブと日本サッカー協会(JFA)の協議が注目される。