横浜2歳男児死亡事件【元警視庁刑事が考察】「被害者年齢」が考慮されない日本の司法
治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が自身のYouTubeチャンネルで「またも幼児が犠牲に【横浜】2歳男児に何が起こった!? 母親の交際相手を逮捕:元警視庁刑事が解説」を公開した。動画では、横浜市で起きた2歳男児の死亡事件を取り上げ、抵抗できない幼児に対する暴力の残酷さと、現行の法制度が抱える問題点について強い怒りとともに提言している。
小比類巻氏はまず、8月17日に神奈川県横浜市で発生した事件の概要を説明。母親の外出中に交際相手の36歳男が、2歳の男児に対して顔を殴り体を揺さぶるなどの暴行を加え、死亡させたとされる事件について言及した。男の「壁を叩いていたため注意しに行ったところ、寝たふりをしたので腹が立った」という供述に対し、小比類巻氏は「2歳児の子供が寝たふりをして腹が立つって一体どういうことでしょうかね。もう可愛くて仕方ないと思う」と指摘し、暴力を振るう理由には全くならないと一蹴した。
さらに、圧倒的な体格差と判断能力の差がある2歳児に対する暴力を「虐待という私たちが普段使う日常化したような言葉で表現してしまうのはあまりにも違う。ある意味これは本当に虐殺だ」と厳しく非難。事件の背景について、野生の霊長類に見られる「子殺し」の事例を挙げつつ、「人間の理性や倫理観を持たない極めて動物的な行動だ」と糾弾した。また、同居する他の子供にもあざがあったことや、近隣住民が激しい泣き声などを聞いていたにもかかわらず通報に至らなかった点についても苦言を呈している。
最後に小比類巻氏は、現行の刑法に対する強い疑問を提示した。「加害者の年齢は非常に重く見るのに、被害者の年齢の規定は一切ない」と指摘し、圧倒的な力の差がある幼児への暴行が通常の傷害致死罪で裁かれる司法の現状を危惧。過去の類似事件で控訴審により減刑された判例を引き合いに出し、「裁判官に任せるというのは不可能なわけなんです。やはり国会が法律を変えるしかない」と訴え、弱者を守るための法改正を強く呼びかけて動画を締めくくった。
小比類巻氏はまず、8月17日に神奈川県横浜市で発生した事件の概要を説明。母親の外出中に交際相手の36歳男が、2歳の男児に対して顔を殴り体を揺さぶるなどの暴行を加え、死亡させたとされる事件について言及した。男の「壁を叩いていたため注意しに行ったところ、寝たふりをしたので腹が立った」という供述に対し、小比類巻氏は「2歳児の子供が寝たふりをして腹が立つって一体どういうことでしょうかね。もう可愛くて仕方ないと思う」と指摘し、暴力を振るう理由には全くならないと一蹴した。
さらに、圧倒的な体格差と判断能力の差がある2歳児に対する暴力を「虐待という私たちが普段使う日常化したような言葉で表現してしまうのはあまりにも違う。ある意味これは本当に虐殺だ」と厳しく非難。事件の背景について、野生の霊長類に見られる「子殺し」の事例を挙げつつ、「人間の理性や倫理観を持たない極めて動物的な行動だ」と糾弾した。また、同居する他の子供にもあざがあったことや、近隣住民が激しい泣き声などを聞いていたにもかかわらず通報に至らなかった点についても苦言を呈している。
最後に小比類巻氏は、現行の刑法に対する強い疑問を提示した。「加害者の年齢は非常に重く見るのに、被害者の年齢の規定は一切ない」と指摘し、圧倒的な力の差がある幼児への暴行が通常の傷害致死罪で裁かれる司法の現状を危惧。過去の類似事件で控訴審により減刑された判例を引き合いに出し、「裁判官に任せるというのは不可能なわけなんです。やはり国会が法律を変えるしかない」と訴え、弱者を守るための法改正を強く呼びかけて動画を締めくくった。
YouTubeの動画内容
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。