スポニチ

写真拡大

 ◇第108回全国高校野球選手権決勝 健大高崎3―4智弁和歌山(2026年8月22日 甲子園)

 3年連続6度目の出場となった健大高崎は、逆転負けを喫し初優勝はならなかった。1点を追う8回に一時逆転となる2ランを放った2番・石田雄星(3年)は激闘、そして今大会を振り返り「一番は、高校野球やりきったなと強く感じました」と話した。

 石田は「こうやって決勝で負けてしまったのは凄く悔しいんですけど、こうして健大の歴史をつくることができましたし、この最高の仲間と出会えて、この最高の夏…18年間生きてきた中で本当に一番最高の夏休みになったんじゃないかなと思います」とやりきった表情を見せた。

 改めて優勝した智弁和歌山について聞かれると「本当に投打すべてが自分たち上で。本当に勝つチームっていうのはこういうチームなんだなっていうのを凄く感じました」と素直な思いを口に。8回の2ランは「ベンチを出る時に、本当にみんなから“雄星に回せ”っていう声であったりとか…ピッチャーが交代して初めての打席っていうことだったんで、初球はボールを見ようっていうふうに思っていたんですけど、その時に前のバッターというか、1回タイムが入って。その間に、自分に時間ができたので、その時にアルプススタンドにいる仲間であったりとかベンチにいる仲間を見て“お前なら大丈夫だ”っていうふうに勇気をもらったので。あの打席は本当にみんなが自分に打たせてくれたんじゃないかなっていうふうに思います。本当に今までのホームランの中では一番気持ち良かったです」と打席での心境やベンチの声を明かした。

 初優勝という目標にはあと一歩届かなかったが、石田雄は「うやって悔しい結果で終わってしまった…本当に2年生、本当にほとんどが泣いていたというか、本当に号泣していたんですけど。あの1、2年生がいないと自分たちは絶対ここまで来られなかったですし、本当に1、2年生の力も借りて本当に1つのチームになれたからこそ、こうして決勝の舞台でもあのような試合ができたんじゃないかなっていうふうに思う。新チームは、本当に自分たちのチームをつくって、またこの地に戻ってきてほしいなと思いま」とメッセージを送った。