今夏に古巣ボルシアMGに赴いた板倉。日本代表では腕章を託される実力者だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 まだ先の話ではある。2027年1月にサウジアラビアで開催されるアジアカップに、日本代表DFの板倉滉が不参加になるかもしれない。

 今夏にアヤックスから古巣ボルシアMGに移籍した板倉に関して、ドイツ紙『Rheinische Post』は、「イタクラはボルシアに対し、アジアカップへの参加を見送る意向を示した」と伝えた。

 この報道に、アジア杯まで契約を延長した日本代表の森保一監督が、8月21日に行なわれたJ1第3節のFC東京対千葉の試合後に言及。報道陣の質問を受けて「私自身は把握していません」とコメントし、以下のように自身の考えを明かした。

「いろんな条件が移籍の中であるかもしれないので、自分のやり甲斐を優先してもらって、そこからまた考えることだと考えています。決定事項ではないですが、代表に来られなかったとしても、それは本人のキャリアを優先してのこと。行かせてあげたいです。詳しいことはこれから調べます」
 
 先の北中米W杯では、森保ジャパンのキャプテンを務めた板倉は、指揮官の集大成にもなるアジア杯で不在となるのか。

 一連の流れに、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が即座に反応。「韓国代表なら大騒ぎになるレベルの超大型スキャンダル...“アジアカップ参加拒否”の噂、森保監督『選手の意思を尊重する』」と見出しを打ち、「日本代表センターバックの板倉滉を巡り、来年1月に開催されるアジアカップへの参加を辞退する意向を示したとの報道が浮上し、波紋を広げている」などと報じる。

 同メディアは、板倉を「日本代表の主力の1人」と評し、「特定の選手への依存度が高いわけではない日本代表とはいえ、主力の離脱は痛手となる」と指摘。先述の森保監督のコメントを紹介したうえで、「板倉の大会不参加は致命的になりかねない」と記す。

「直近2大会でいずれも悔しい結果を突きつけられているのが日本代表だからだ。2019年大会では準優勝、2023年大会では8強敗退という、やや衝撃的な結果に終わった。今大会での優勝を狙っている日本代表にとって、板倉が外れるとなれば、別のセンターバックを探さなければならない」

 日本と同じくアジアのタイトルを目ざしているはずの韓国も、強い関心を寄せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

まさか!日本代表に暗雲…W杯で主将を務めた29歳DFがアジアカップを欠場か。「参加を見送る意向」と海外報道