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最大震度7を観測した熊本地震から18日で3週間です。地震が起きたあの日、熊本県八代市の病院では、新たな命の誕生を間近に控えた女性がいました。激しい揺れのあと、多くの人に支えられて生まれた赤ちゃん。名前にはある願いが込められています。

村岡由莉さん「無事に生まれてきてくれたというのが一番大きくて、顔を見た瞬間愛しくて、かわいいと思って」

八代市の村岡由莉さん。先月28日、陣痛の間隔が短くなり病院の分娩室へ移動しようとした時、突き上げるような激しい揺れが襲いました。

村岡由莉さん「私が立ってられなくて倒れた時に、母がお腹の上に覆いかぶさるような形で守ってくれるような感じで。私の名前を呼びながら守ってくれて」

分娩室では保育器が倒れるなどの被害が出ました。片岡明生院長は、当時の様子について…

片岡明生院長「目の前で8〜9センチ子宮の入り口が開いている。あと数十分で生まれるという段階になれば、産婦人科の医者として全力を尽くすというのが当たり前なので、患者さんたちに励ます意味も含めて、『すごい記憶残るお産になるね』」

地震からおよそ1時間20分後。無事、3082グラムの元気な女の子を出産。「柚季」と名付けました。

村岡由莉さん「(柚には)健康美という花言葉があって、心身ともに元気に健やかに育つようにという意味を込めて。当たり前に産めると思ってたのが、そうじゃないんだなというのを強く感じたので、当たり前のことにいろいろ感謝して、大きくなってくれたらなと思います」