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棒受け網漁の大型船が根室で初水揚げしたサンマが8月17日朝、札幌市中央卸売市場で競りにかけられました。

専門家は水揚げ量が2025年より少ないと予想していて、秋の味覚を気軽に楽しめるのか気になるところです。

17日朝、札幌の中央卸売市場に並んだのは根室産のサンマです。

この競りでは1キロなんと2万5000円。

最高値は3万円にも上りました。

(落札した大舘水産 中澤孝太さん)「新物ということで頑張って買いました。型は悪くないと思う」

このサンマは8月10日に解禁された棒受け網漁で大型船が初水揚げしたものです。

「型は悪くない」と業者は話す一方で、2026年のサンマは例年以上に厳しい予想が出ています。

(武田記者)「午前3時半です。サンマの水揚げが始まりました。すごい迫力ですね」

15日の根室・花咲港です。

主力の大型船1隻がおよそ7トンのサンマを初水揚げしました。

型がいいサンマもありますが、小ぶりな魚体も目立ちます。

(漁師)「去年に比べたら小さい」

水揚げされたサンマはほとんどが1匹100グラム以下。

専門家も2026年は小ぶりな魚体が多いと予想しています。

(水産研究・教育機構 冨士泰期さん)「なんで小さいのかというと、サンマが成長するために必要なエサに十分めぐりあえていない。あるいはエサがそもそも少ない。そういったことが考えられる」

そして、水揚げ量も深刻な見通しが立っています。

水産研究・教育機構が行った調査では、サンマの資源量は2025年より6割減の42.9万トンと予想していて、調査開始以降、過去最低だったということです。

(水産研究・教育機構 冨士泰期さん)「北海道の目の前の海でサンマが継続的に獲れたというのが去年の特徴で。ことし調査をした結果としては去年よりかなり少ない。(ことしは)日本の近くにはすごく少なくて、かなり沖に行かないとサンマが見えないという状況でした」

17日に競りにかけられた初物のサンマは、1匹4000円で売られていました。

秋の味覚を気軽に楽しめる価格となるのか、今後の水揚げに期待がかかります。