デビュー戦で3打席連続本塁打を放ったカージナルスのジョシュア・バエス【写真:ロイター】

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23歳のバエス、メジャー初打席から3連続アーチ

【MLB】カージナルス 8ー4 カブス(日本時間16日・シカゴ)

 カージナルスジョシュア・バエス外野手が15日(日本時間16日)、敵地カブス戦でメジャーデビュー戦に臨み、初打席から3打席連続本塁打というMLB史上初の離れ業を成し遂げた。試合後、バエスは試合中ずっと近くを飛んでいたハチに勇気を与えられていたことを明かしている。

 メジャー初打席の初球だった。カブス先発左腕マシュー・ボイドの投じた速球を狙い打つと、手応え十分な打球に確信歩き。バックスクリーン横に特大3ランを叩き込んだ。第2打席ではチェンジアップを左翼席へ、第3打席ではスライダーを右翼席へ叩き込み、3発を浴びたボイドはマウンド上でうなだれるしかなかった。

 第4打席は左飛に倒れたが、4打数3本塁打5打点という華々しいデビューを飾った。今季は3Aで103試合に出場し、34本塁打、90打点、21盗塁の活躍を見せており、カージナルスファンは大型新人のデビューを心待ちにしていた。

 試合後、囲み取材に応じたバエスは「試合中にずっと自分の周りをハチが飛んでいたんだ」と明かし、そのハチが「まるで亡くなった父が近くで見守ってくれているような気分になった」と勇気を与えてくれたという。これまで昆虫や動物にまとわりつかれた経験はなかったそうで「こんなことは初めて」と驚く。

 父のホセ・マヌエル・バエスさんは「エル・ブロンコ(立派な馬)」という呼ばれていたそうで、心身ともにパワフルな人物だったという。「父が生きていたら、きっと誇りに思ってくれたはず。父がハチに身を変えて、僕のことを見守ってくれていたんだと思う」と笑顔を浮かべた。

 2021年ドラフト2巡目でカージナルス入りした23歳。華々しく幕を開けたキャリアをどのように紡いでいくか、楽しみだ。(佐藤直子 / Naoko Sato)