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 ◇セ・リーグ DeNA5―1中日(2026年8月13日 バンテリンD)

 「ハマの夏男」が本領を発揮した。DeNA・筒香が今季初の1試合2本塁打の活躍でチームを連勝に導いた。マルチ本塁打は通算32度目で、プロ野球歴代10位の記録となった。

 初回の先制弾は、148キロの直球を弾丸ライナーで右翼ウイング席まで運ぶ強烈な12号ソロ。6回には牧のソロに続き、左翼に13号を運び「状態も良くなってきている」と話すように、8月は直近の出場7試合で6発と量産態勢に入っている。

 例年、8月になると打撃の状態が急上昇する。昨季まで8月の本塁打数は月別で最多の46本。今年も最多の6本を放つ。「8っていう数字が好きだからじゃないですか。暑いのは好きです」とおどけるが、相性の良さはデータが証明している。

(好調借金15→5/) お盆休みで球場は多くの家族連れでにぎわっている。豪快なアーチで少年少女に夏休みの思い出をプレゼントした筒香は「ホームランや速い球はもちろん魅力だけど、プロ野球選手だって失敗することがある。子供たちには失敗を恐れず、どんどん失敗して学んでほしい」という思いを込めてプレーしている。

 チームは後半戦4カード連続の勝ち越し。最大15あった借金を5まで減らした。「勝率5割が目的でもない」と相川監督。秋の戦いを見据え、夏の盛りに勢いをさらに加速させる。(重光 晋太郎)