戦後41万人が引き揚げた長門市仙崎…戦後81年、市内のボランティアがまとめた冊子が完成
長門市仙崎には戦後、海外に残された人たち41万人あまりが引き揚げました。
その体験者から話を聞き取り、中高生がまとめた冊子が完成し、朗読会が開かれました。
長門ライオンズクラブが主催した語り部の会では、引き揚げ当時の話をまとめた冊子の完成報告が行われました。
この冊子は戦後81年が経ち、戦争の記憶や体験を語り継いでいく必要があるとして市内の中高生を中心とするボランティア団体ながとジュニアリーダーズクラブが制作しました。
(朗読)
「自分の乗った船が日本のどこにいくのかわかりませんでした。『日本が見えたどー』の声で甲板にあがると今はありませんが、きれいな仙崎の松林や青海島の松が見えたのが記憶に残っています。」
体験者からはなるべくそのままの言葉で語り継いでほしいと言われたため、脚色を加えずほぼ体験者本人の言葉を使っています。
(80代男性)
「はっきりね(伝えてくれて)心に刺さった」50代女性「長門に住んでいるけれど、引揚げのことはあまり知らなくて…ひ孫とか玄孫の世代だと思うがそういう人たちがやるのはすごい取り組み。」
(ながとジュニアリーダーズクラブリーダー泉 香帆さん)
「お話を聞いてみたらどんどん語り継いでいかないといけないことがたくさんあると実感した過去のことだと思わずに身近にあったことではないけど自分ごととして捉えてみるのも大事」
今回制作された冊子は多くの人に読んでもらえるよう市内の学校や病院などに置かれるということです。
