ソフトバンク・牧原大成 元気ハツラツ猛打賞 上り調子だ!勝負の8月、ベテランが引っ張る
◇パ・リーグ ソフトバンク2―6日本ハム(2026年8月6日 みずほPayPay)
首位・ソフトバンクは6日、日本ハムに2―6で敗れた。連勝が5で止まるも、牧原大成内野手(33)が今季5度目の猛打賞と活躍。2回に右翼線へ先制の適時二塁打、6回に一時同点の左前適時打を放った。4戦連続マルチ安打で8月は打率・450。昨季の首位打者が勝負の夏に調子を上げてきた。チームは今季のみずほペイペイドームでの日本ハム戦9試合目で初黒星を喫し、マジック37で足踏みとなった。
チームの連勝は5でストップしたが、この男のバットは止まらない。昨季の首位打者・牧原大が勝負の8月に大暴れしている。
夏場に入りエンジン全開の33歳は「若い選手に負けたくないという気持ちでやっている。動けなくなったと思われたらクビを切られる世界。まだ衰えてないんだと思いながらやっています」と吐露した。
まずは2回1死一、二塁の場面。日本ハムの先発・細野のスライダーを捉えた。「チャンスでとにかく思い切っていくことだけを考えました」。右翼線に痛烈な先制の適時二塁打を放った。
4回2死では遊撃への内野安打を放ち、4戦連続マルチ安打を記録すると、1―2の6回1死一、三塁では細野から同点に追いつく左前適時打。今季5度目の猛打賞もマークした。
7月以降、打率・358、3本塁打、17打点と快音を響かせている柳田の存在も刺激にしている。「最年長の柳田さんがあれだけ頑張っている。ギーさんより年下なので。あの人よりもっと頑張らないといけない」と話す。
夏場の強さでは負けていない。牧原大は昨年8月も打率・385、3本塁打、18打点と打ちまくった。今季もここまでの5試合で打率・450(20打数9安打)と好スタートを切っている。打率も・292まで浮上してきた。
球場を引き揚げる際、チーム一筋のベテランとして後輩への思いも口にした。前日の三塁守備で痛恨の送球エラーをした野村が「9番・遊撃」でスタメン出場するも4打数無安打に終わった。「昨日のあのミスを引きずっている感じがした。言ってやろうかなと思ったが、そこは自分で乗り切るしかない。どんなスター選手でもミスして負けた試合はある。一つの壁として乗り越えてほしい」。
守備でも堅実かつダイナミックなプレーでも魅せる背番号8が、1試合の重みが増してきているシーズン終盤戦で存在感を示している。 (木下 大一)

