川崎市営バス(資料写真)

 川崎市は30日の市議会環境委員会で、市バスの運賃を来年4月から大人で240円、小児(12歳未満)で120円に引き上げる方針を示した。年間約6億円の増収を見込み、運転手や整備員ら人件費の上昇や営業所の建て替えなどに充てる。

 引き上げ額は大人が20円、小児が10円。通学定期料金は据え置く。市は今年9月開会の市議会定例会に条例改正案を提出。市議会で可決されれば、国土交通省に260円を上限運賃として申請する。さらに値上げをする場合は再度条例を改正する必要があるという。

 26年度の当初予算では2億4千万円の資金不足が生じていた。市交通局は環境委で「将来にわたって市バス輸送サービスを安定的に提供するため」と説明した。