暑い日も心地よく過ごしたい! 涼しさと彩りをまとう、夏のハンドメイド
夏のおしゃれと心地よい暮らし
風が通る麻のブラウスやかぎ針編み、カラフルな布小物や布ぞうりで、毎日にちょっとした涼しさと彩りを。
手作りで、心地よい夏を過ごしましょう。
毎日でも着たくなる、シンプルで着心地のよいブラウス。
体形を選ばず、すっきり上品に見える1着です
基本作品
えりぐりからわきにかけて斜めに切り替えが入った、ラグランそでのブラウスです。
肩周りにゆとりがあり、リラックス感のある着心地。フロントにはタックを入れて、すっきりと上品な印象に仕上げました。
シンプルで着回しやすいデザインなので、きっと何枚も作りたくなりますよ。
後ろ側のえりぐりにはゴムを入れました。
後ろあきの始末が不要なうえ、ブラウスの着脱がとてもラクになる工夫です。
程よいギャザーなので広がり過ぎず、後ろ姿もすっきり。
応用作品
身ごろとそでの生地をかえて作りました。
そでに刺しゅう地を使うだけで、より凝った印象になります。
トレンドを取り入れつつ着こなしやすい、少し短めの丈。
スカートにもパンツにもぴったりです。
そでにもタックを入れることで、柔らかなシルエットを生み出しています。
小村淑美(おむら・としみ) 洋裁教室主宰。パタンナーとして10年間アパレルメーカーに務めた後、独立。島根県で洋裁教室を主宰し、婦人服、子ども服全般の型紙と縫製、ニットソーイングを指導している。一級婦人子供服製造技能士(婦人子供既製服パターンメイキング作業)、職業訓練指導員。
青海波(せいがいは)のサマーストールさらりとはおるだけで、夏の装いに上品なアクセントを添えてくれるサマーストール。
この夏は透かし模様が涼しげなかぎ針編みに挑戦してみませんか。
青海波のサマーストール
やわらかな淡いグリーンが爽やかな、サマーストール。
連続した扇形で、日本の伝統的な文様である青海波文様を表現しました。
夏にぴったりの模様編みで、かぎ針編みならではの透け感と立体感が魅力です。
日焼け対策にも、冷房対策にも活躍するアイテムです。
編み始めはストールの中央。肩にかけて前に垂らしたとき、左右の模様が同じ向きになります。
鎖編みプラス長々編みのフリンジと鎖編みのピコットで、青海波文様をエレガントに縁取ります。
長めのデザインなので、ゆったりと首に巻くことができます。
広瀬光治(ひろせ・みつはる)ニット作家。中学時代から編み物を始め、出版社勤務を経てニットデザイナー、ニット講師として活躍。
「ニットの伝道師」として各地で指導やワークショップを行う。
「猛暑」という言葉がすっかり定着してしまった日本の夏。
たっぷり入るマルシェバッグに暑さへの備えをしっかり詰めて、涼しげな顔で出かけましょう。
花模様のマルシェバッグ
/夏のお出かけは荷物がいっぱい\
日傘と冷たい飲み物は必須。ハンディファンや日焼け止め、室内の冷房よけにはストールも……と増える荷物がすっきり入るマルシェバッグ。
肩にかけて使いやすいよう、持ち手を長く作りました。
リズミカルに並ぶ花の連続模様と、入れ口のスカラップがさりげないチャームポイント。
模様を編むときは、引き上げ編みがきつくなったり緩み過ぎたりしないように注意し、中長編み4目の玉編みはふっくらと編むことを意識しましょう。
底をだ円にしたことで、肩にかけたときに厚みが出過ぎず大きすぎない、収まりよいサイズに作りました。
おのゆうこ (ucono・ゆこの) ハンドメイドニット&クロッシェ作家。幼少期から祖母に編み物を習い、その後ニットスクールで本格的に技術を学ぶ。優しい色合いのニット小物からユニークなデザインの編みぐるみまで、さまざまなテイストの作品を発表。
使いやすくて便利! 夏の保冷袋猛暑続きの夏。買い物に出かけるときに、日傘や帽子、エコバッグと一緒に携帯したいのが保冷袋。
簡単に作れて使い勝手のよい保冷袋を紹介します。
基本作品 保冷袋 小・大
基本作品 保冷袋 小・大
冷蔵品を持ち運ぶのに便利な保冷袋は、裏布に保冷・保温シートを使って、大きさ違いで作りました。
まちも、ふたもないシンプルな袋なので、作り方は同じ寸法に裁った表布と裏布を合わせて、2回縫うだけ!
表布には好みの布を使いましょう。
大サイズは入れ口を折って使えば、冷気を逃がさず保冷効果を維持できます。
小サイズは、500mLペットボトルの飲み口が出るサイズ感なので、保冷したまま飲むことができます。
応用作品1 留め具つき保冷袋 小・大
応用作品1 留め具つき保冷袋 小・大
本体の作り方は基本作品と同じですが、中身と冷気が逃げないように、入れ口に大は面ファスナーを、小にはワンタッチスナップボタンをつけました。
面ファスナーとスナップボタンは、それぞれつけるタイミングが違うので、注意しましょう。
応用作品2 収納用ゴムテープつき保冷袋
応用作品2 収納用ゴムテープつき保冷袋
保冷・保温シートの布幅をそのまま利用して、表布、裏布とも保冷・保温シートにしたタイプ。
たたんで縫うだけなので、布の裁断の手間が省略できます。
携帯時に便利なように、小さくたたんで留めるためのゴムテープをつけています。
応用作品3 封筒形保冷袋
応用作品3 封筒形保冷袋
折り返しのふたをつけて、封筒形にしました。
リボンなどをつけて、ちょっとした差し入れや手土産として、袋ごとプレゼントしてもいいかも。
食べ物が傷みやすい時期のお弁当袋としても活用できそうです。
ハンドメイド動画作家。大学卒業後、食品メーカーに勤務。退職後、子どもの入園バッグを作ったことを機にハンドメイドに目覚め、2016年に動画投稿サイトにチャンネルを開設、フォロワー数約16万人の人気投稿者となる。
夏の素足が快適! 洗える シンプル布ぞうりさらりとした感触が心地よく、夏の室内履きとして重宝する布ぞうり。
初心者でも作りやすいよう、材料や用具は最小限にしました。
気軽に洗濯できるのもうれしいポイント。
まずは1足。好みの色で編んでみませんか。
布ぞうりA
3種類のシーチング生地を使って作る布ぞうり。
ふっくらとした鼻緒(はなお)が作りやすくて履きやすく、初心者にもおすすめのデザイン。
鼻緒や前緒(まえお)の色をアクセントに、オリジナルの配色で楽しみましょう。
編みひもをしっかりと編み込んでいるので土台に厚みがあり、履き心地のよい仕上がりに。
ぞうりの裏側。編みひもやPPロープの端も、履いているうちになじんでくるので切りっぱなしでOK。
左のCはかけ布団カバーで、右のBはゆかた地でつくった布ぞうり
Bはゆかた地、Cは使い古しのかけ布団カバーを布ぞうりにリメイクしました。
部分的に汚れがついたり、破れたりして本来の用途としては使えなくても、布ぞうりの素材としては、まだまだ生かせます。
ゆかた地は、大柄部分を鼻緒に生かせば華やかに。
洗いを繰り返したかけ布団カバーは、柔らかくて編みやすく、用尺もたっぷりあるので布ぞうりの材料に最適です。
布ぞうり作家。2001年、神奈川県にて布ぞうりの教室を始め、各地のカルチャーセンターで講師を務める。群馬県や岐阜県の布ぞうり保存会との交流を通し、布ぞうりに関する貴重な技術の継承にも努めている。
8月号 目次
8月号 目次
8月号 目次
8月号 放送カレンダー
ヘッダー画像
(左)撮影/白井由香里 モデル/amako、(右)撮影/中野博安
シンプルで着やすさ抜群! ラグランそでのタックブラウス
あれもこれも入れたい 花模様のマルシェバッグ
夏の素足が快適! 洗える シンプル布ぞうり
撮影/白井由香里 モデル/amako
青海波のサマーストール
使いやすくて便利! 夏の保冷袋
撮影/中野博安

