スペインに敗れた後、エムバペ(左)らフランス代表の選手は取材エリアに姿を現わさなかった。(C)Getty Images

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 北中米ワールドカップを取材していると、「日本代表のメディア対応はなんて恵まれているんだ」と思うことがある。

 例えば、試合の後、ミックスゾーン(取材エリア)で声を掛ければ、試合に出場した選手はほぼ足を止めて、取材に応じてくれる。負けた後でも、断る選手はほぼいない。

 一方、例えば、決勝に進んだスペイン代表は、義務付けられているお立ち台インタビュー以外は、(自分が見た3試合では)誰も取材に応じていなかった。そればかりが、複数の選手がミックスゾーンを通過しないでチームバスに乗ってしまうケースもあった。本来はNGだ。

 ひどかったのは、そのスペイン代表に準々決勝で敗れた後のフランス代表で、ミックスゾーンに誰も姿を現わさなかったのだ。
 
 お立ち台インタビューにやってきたのも、ラヤン・シェルキとマクソンス・ラクロワ。なんと途中投入の2人だった。

 フランスに準々決勝で敗れたモロッコ代表が、控えGKを出してきたケースもあった。今大会、1試合も出場していないにもかかわらずだ。そのアフリカの雄は、キャプテンのアシュラフ・ハキミがミックスゾーンを通らなかった。

 いずれも、「日本代表ではありえない」事態だ。

 ちなみに森保ジャパンは、敗れたブラジル戦の後、キャプテンの板倉滉とDFの谷口彰悟が真摯に対応してくれたし、ミックスゾーンで声を掛けられた選手たちは、悔しさを堪えて心中を語ってくれた。

 もちろん、国によって対応が違うのは分かるが、「ルール違反」だけはいただけない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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