FBS福岡放送

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枯渇することも懸念されていた筑後川水系のダムの貯水率が、まとまった雨の影響で大きく回復しました。しかし、これから水の使用量が増える時期に入るため、関係者は引き続き、節水を呼びかけています。

7月10日、福岡県朝倉市の江川ダムを訪ねました。

■中村安里記者
「水位が上がりました。前回は地面が見えるほどでしたが、山肌の手前まで水位が回復しています。」

ことし4月には、水位が下がりダムの底まで見えていましたが、この日はたっぷりと水をたたえた本来の姿に戻っていました。

■水資源機構 筑後川上流総合管理所・村田裕 管理課長
「(以前は)地肌が見える状況でした。6月23日から雨が降りまして、(6月平年の)1.5倍の雨が降って回復しました。」

江川ダムを含む筑後川水系6つのダムの貯水率は、ことし2月25日に10パーセントを切っていました。6月下旬以降は、まとまった雨が降り、7月10日時点で87パーセントまで回復しました。

国土交通省九州地方整備局は、ことし1月から続いている取水制限の解除も視野に、現在、福岡県などと協議を進めているということです。

ただ、梅雨が明けて本格的な夏に入り、これから水の使用量が増えることが予想されます。

■村田 管理課長
「これから水需要が見込まれるので、また雨が降らなければダムの水位が下がってくると思います。ダムの水はある程度回復しましたが、水を大切に使っていただければと思いますので、よろしくお願いします。」

県内では今も、福岡市、春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市、那珂川市、糸島市、古賀市、篠栗町、志免町、宇美町、須恵町、新宮町、粕屋町の8市6町で減圧給水が続いています。

ダムの恩恵を受ける私たちは、当たり前のこととして節水の意識を持ち続けなければなりません。