AI翻訳や生成AIが身近になる中で、「子どもは本当に英語を学ぶ必要があるのか」という疑問が出ている。

すららネット公式チャンネル「塾経営メディア“Edu-Bizチャンネル” by すららネット」は、
動画「中1英語でつまずく子が増える?AI時代の英語教育と塾の備え【2030年学習指導要領】」を公開した。

動画では、次期学習指導要領に向けた外国語ワーキンググループの議論をもとに、これからの英語教育の方向性を整理している。

今回のポイントは、単に「英語が難しくなる」という話ではない。
英語を単語や文法として覚えるだけでなく、目的や場面に応じて使える力へどうつなげるかが問われている。

特に注目されるのが、小学校英語と中学校英語の接続だ。
小学校では英語に慣れ親しむ学びが中心になりやすい一方、中学校では文法、読解、語彙、リスニングが一気に本格化する。そのため、中1の段階で英語が得意な子と苦手な子の差が開きやすいという課題がある。

動画では、英語教育の方向性として主に5つの論点を紹介している。AI時代に外国語を学ぶ意義、知識や技能をコミュニケーションで使える形にすること、聞く・読む・話す・書くといった5領域の活動、小中高の接続、そして発信力の強化だ。

AIで翻訳できる時代になっても、自分が何を伝えたいのか、相手にどう伝わるのかを考える力は残る。これからの英語では、「正しく訳せるか」だけでなく、「相手や場面に応じて伝えられるか」が重視されていく可能性がある。

塾や家庭にとっても、この変化は無関係ではない。文法演習だけで終わらせるのか、小学生からの土台づくり、中1ギャップ対策、発信力まで含めて支援するのか。英語教育の変化は、講座設計や保護者への提案にも影響していきそうだ。

チャンネル情報

ニュースの表題だけでは伝わらない「なぜ?」「現場はどう変わる?」を丁寧に掘り下げてお届けします。